シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン 2017
Pauillac - Deuxième Grand Cru Classé
1855年メドック格付け第2級。ポイヤックを代表する名門シャトーのひとつとして、長年にわたり世界中のワイン愛好家を魅了してきたシャトー・ピション・ロングヴィル・バロン。しばしば「スーパーセカンド」の筆頭格として語られ、その品質は時として一級シャトーに迫るとも評されます。
ラトゥールに隣接する恵まれた畑から生み出されるワインは、ポイヤックらしい力強さと気品を兼ね備えたスタイルが特徴。2017年ヴィンテージは春の霜害の影響を受けながらも、厳格な選果と緻密な醸造によって高い完成度を実現しました。
グラスから立ち上るのは、カシスやブラックベリー、ブラックチェリーを思わせる凝縮感のある果実香。そこに杉、葉巻箱、黒鉛、ダークチョコレート、スパイスのニュアンスが幾重にも重なり、ポイヤックならではの複雑なアロマを形成します。
口に含むと、豊かな果実味を引き締める美しい酸と緻密なタンニンが広がります。力強さを備えながらも重すぎることはなく、洗練された質感と均整の取れた構造が印象的。樽熟成由来の上品なトースト香が全体を包み込み、長く続く余韻へと導きます。
2017年は偉大な長期熟成型ヴィンテージというよりも、ピション・バロンの持つエレガンスとテロワールの個性を早い段階から楽しめるヴィンテージ。現在でも十分に魅力的ですが、今後さらに熟成による複雑味の向上も期待できます。
牛フィレ肉や和牛のグリル、仔羊のロースト、鴨料理、ジビエ料理などとの相性は抜群。特別な日の食卓や贈答用にもふさわしい、ボルドー左岸を代表するプレミアムワインです。
【産地】フランス/ボルドー/ポイヤック
【生産者】シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン
【ヴィンテージ】2017年
【タイプ】赤ワイン・フルボディ
【格付】1855年メドック格付け第2級
【主要品種】カベルネ・ソーヴィニヨン主体、メルロー、カベルネ・フラン
ポイヤックの気品と力強さを体現する、スーパーセカンドの代表格。
格付け第2級の名門が生み出す、エレガンスと凝縮感を兼ね備えた一本です。
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